仕事

将来、副業や起業を目指す会社員が意識すべき、会社員の5つのメリット

会社員で働くメリット:アイキャッチ画像_更新版

はじめに

最近、終身雇用の終焉や長生きリスクに起因する老後の資産形成といったことが騒がれて、独立しよう、起業しよう、会社に縛られるのはもうやめよう!と多くのひとが動きだしています。

私自身、派遣社員3年、契約社員3年、正社員4年と会社組織で働いてきた身として、上記の世論にはおおむね同意できます。そして自己資本を増やし複数の収入源を持つべきだと考えているからこそ、新しいことにもチャレンジしています。

タイトルに「会社員として働くメリット」…と書いていますが、私は決して会社員バンザーイ!みたいなことを言いたいのではありません。

ただときどき、

会社員なんかもうオワコンだよ

みんな、いつまで社畜でいる気なの?

…のような、会社員=悪という極論もみかけるので、あえて本当にそうだろうか?という視点でメリットについて考えてみました。

いま会社員で、将来的に副業や起業考えている人が、会社員である恩恵を最大限受けるにはどうすべきか。私なりに考えて書き出してみたので、焦る気持ちを落ち着けるのに役立ててもらえたら嬉しいです。

ミミ

あ。今日は、まる寝てます

まる

zzzZZ…

会社員として働くメリット

その1:安定収入(貯蓄・自己投資・資産形成をしよう!)


周りを見渡してみると、いま自分が持っているものは全て、お給料をもらったから買えたものです。(家具・電化製品、ガジェット類、衣服や生活用品、趣味のアイテムなど)

働いてるんだから給料もらうのは当たり前だろう、と思うかもしれません。でも世の中には仕事が見つからない人もいます。また、仕事はあっても収入が不安定だという人もいるなかで、ある程度安定した給与が毎月入ってくるという状況なら、その点については「ありがたいことだ」と思ったほうが精神的にもプラスに働くと思います。

そのうえで、副業や起業を考えるなら、今のうちにできる限り貯蓄をして生活防衛資金を多めに貯めておきましょう。また、十分に防衛資金が貯まっているなら自己投資にお金をかけたり、株式に投資するなど、資産形成にも役立てるといいですね!

その2:人間観察ができる(ある意味エンタメ)

会社には様々な人間性を持った人たちがいます。そのなかで、ロールモデルになるような人に出会ったり、逆に反面教師のような人がいたりと、人間観察をするにはもってこいの場所です。

私も10年以上組織で働いてきて、「この人のようになりたい!」と大いにリスペクトする人がいる一方で、「ああいう風にはなりたくない」と思う残念な人に関わることもありました。

そうしたなかで、自分の中にだんだんと決断の基準となるものが育っていったという経験があります。会社はある意味、人生観を磨いて人間性を高める学びの場でもあると思います。

ミミ

あと、将来小説を書くつもりなら会社員時代の経験が役に立つかもしれないですよ(笑)キャラクター作りから会社の「あるある」話など、真に迫る描写ができそうです。

その3:人として成長できる

私は学生時代から毎日コツコツと何かを継続することが苦手で、嫌なことがあるとすぐ落ち込んで逃げることばかり考えるクセがあるのですが、会社員として働く以上、「だってできないんだもん!」と言って投げ出すわけにいかないこともあり、人に相談したり本を読んだりしてなんとか打開策を見出した、という経験がたくさんあります。

ミミ

必要は学びの母!

会社員じゃなかったら「なんとかしよう」とは思わなかったかもしれません。実際、学生時代や主婦時代は今よりずっと自分を甘やかしていました。

自分を完璧に律することのできる人は何も問題ないのかもしれませんが、私の場合は会社という組織のなかで「必要性」があったから、結果として継続力やレジリエンスといった自分の弱い部分を少し補うことができました。

レジリエンス(resilience)とは、社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを対応させる個人の能力と定義される…(中略)…「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される

Wikipedia: レジリエンス (心理学)

継続って本当に力になるんだ」という当たり前のことを実感したり、「他人は変えられないけれど自分が変わることで状況を変えることができる」という新たなものの見方を学んだりもしました。そして、落ち込んでもなんとか復活するレジリエンスが高まり、人として成長したように感じます。(自分比)

副業や起業に憧れたり、その道での成功を夢みるのは良いモチベーションになります。けれど副業や起業も決して楽ではないはずです。とりわけ自分が思い描く成功像を実現しようとすれば、人一倍、努力も必要でしょう。

でも振り返ってみて、「会社員時代あれだけ苦労したけど乗り越えられたんだから…」と思うことができれば、きっと前向きに頑張れると思います。

ミミ

ただし、無理は禁物!パワハラ・いじめ・ブラック企業で苦しめられている、精神的に病みかけているなどの場合は今すぐに逃げましょう

その4:スキル・経験値アップ


派遣社員・契約社員時代、お給料が今よりずっと少ないなかで、少額とはいえ自己投資をするのは金銭的に大変でした。

自腹を切ってオンラインコースを受け、新しいツールの使い方を学ぶために月額利用料を払い、資格の勉強に必要なテキストを買う。今ではやって良かった!と心から思いますが、その先に昇給や正社員登用の保証は何もないのですから、勇気が要りますよね。

正社員の方は、そうした勉強代を一部会社に支払ってもらえる場合がありますから、ありがたく経費・人材育成費を使わせてもらい、進んで新しい知識・スキルを身につけましょう

ミミ

ただし、勉強させてもらったらその分、会社に貢献しましょうね!

たとえば、こんな感じでお願いしてみるといいかもしれません。

  • 手作業でやるより効率化できるので(あとで分析が楽なので…タイムリーに可視化できるので…etc.)このオンラインサービスを導入したいです。
  • ◯◯ソフトウェアをもっと使いこなして、今より早くこの作業を終わらせられるようになりたいです。教材になる本を購入してもいいでしょうか。
  • ◯◯プロジェクトに参加することになりましたが、先輩方との間に知識の差があるので、早くキャッチアップしたいです。このセミナーに参加してもいいでしょうか(このオンラインコースを受講しても良いでしょうか)

仕事のパフォーマンスがあがることをきちんと説明できれば、上司も納得して承認してくれる可能性が高いです。もし予算がなくて今回はダメとなっても「前向きだな」と思ってもらえるし、何も損することはないです。

大事なことは、何を学んだかをあとで報告すること、そしてそれを使って本当に成果を出すことです。そうすれば信頼にもつながるし、もし数カ月後に会社を辞めることになっても会社から「経費ドロボー!」と怒られることなく円満に退社できるでしょう。

ミミ

あくまでも「必要性」が先。「結果」を出し、それを報告することもお忘れなく♪

(今は派遣社員・契約社員だよ、という方も少額でいいので自腹を切って自己投資をすることを強くおすすめします。のちのちどこかで必ず、点と点がつながって、「やっててよかった」と思う時がきます

その5:「人を動かす」技術を学べる

もし管理職に任命された場合、いわゆる「人を動かす」力なども身につきます。人を動かすと言っても、命令して何かさせるという意味ではなくて、人がモチベーション高く安心して仕事にフォーカスできる方法を考え、実践することです。「自分がチームメンバーのためにできることは何かを考えること」と言ってもいいかもしれません。

私は管理職歴がまだ4年程度なので大きなことは言えませんが、

  1. 自分が頑張って成果を出す
  2. 周りの人の強みを生かしてパフォーマンスを上げる

この2つには全く違うスキルが必要とされるため、管理職になると意識が変わります。意識が変わると、新しいアンテナを持つことにつながり、人生が豊かになるように感じます。実際、私もリーダーシップスキルを学ぼう、管理職としての心得を身につけようと様々な本や動画を見るようになり、そこから学んだことがたくさんありました。

でも、「知識」と「経験」には大きな差があります。一人で仕事をしていると、学ぶことはできても実践することが難しいものです。実践してみてフィードバックから得られるインサイトもあるので、チャンスを見つけたら自分にできるだろうか?と尻込みせず、できるだけ手を上げて管理職を経験しておくといいと思います。

まとめ

会社員でいることのメリットと意識すべきことをまとめると、

  1. 安定した収入を生かして貯蓄、自己投資、資産形成
  2. 人間観察を楽しみ、人から学ぶ
  3. 人として成長する(努力の練習)
  4. 新しい知識を吸収し、ツールを使いこなせるようにしておく
  5. 組織でしか経験できないことで実体験を積んでおく

近い将来、副業や起業を考えている会社員の方は「いま吸収できることはすべて吸収する!」という気持ちで、会社員であることのメリットを意識して過ごしたいものです。そうすれば、気持ちにゆとりもでき、充実した会社員生活を過ごせることはもちろん、副業・起業への移行もスムースになる可能性が高いです。

誰も時間を巻き戻すことはできません。今しか経験できないことにもぜひ注目してみてください。自己資本さえ増やしておけば、「いまだ!」というタイミングがきたときに慌てず自信をもって前に進めるはずです(と、自分にも言い聞かせています)

ミミ

すでに副業・起業に向け動きだしていたとしても、辞めるまでは会社員です。恩恵を最大限活用しましょう!

ではまた!